ゼフィがmoffy家に来た当初、moffyは猫についてほとんど知識がありませんでした。飼育環境やフードは、何とか調べたり、ブリーダーさんから教わった情報でどうにか乗り切ったものの、お世話系はネット上に溢れる正反対の情報に翻弄され、あれこれ迷走しました。
この中に「猫の爪」問題がありました。ふんづかまえてクレートに入れるのが精いっぱいだったmoffyは、犬チームのトリミングにゼフィも便乗して爪切りをやってもらうという方法でどうにか定期的な爪の手入れを乗り切っていました。ただ、トリミングは月イチ、猫の爪は1-3週間が目安で、ちょっと足りません。
これをどう乗り切ろうか、自分で爪切りできるようにいつかなるんだろうか(いや、一念発起しないとならないよとあの時の自分に言ってやりたい)と考えているうちに、事件は起きました。「ダノンの眼から流血騒動」です。眼からも血が出るんですね…。
ことの顛末
moffy家では、就寝時間前に全員グルーミングで、歯磨き、ブラッシング、トップノット結びなおし、トイレを済ませてから寝ます。4頭いるので、その日クロエ・アリアから順にお世話をしている間、暇なダノンは、ゼフィを相手にわんプロを始めました。
ダノンの性格をひと言で表現すると、「ハイパー男子」です。ゼフィに遊びを仕掛け、応戦してもらってるうちに一人で盛り上がり、フットワーク軽く飛び回りながらちょいちょい相手を甘噛みし、追い詰めてしまいます。ゼフィは穏やかな性格ですが、猫なので、鬱陶しければ猫パンチします。
その時突然、「キャァァァン!!」という甲高い鳴き声とともに、ダノンが走り回る気配がしました。座っているmoffyからは見えませんでしたが、声のトーンが尋常ではなかったので、ダノンを呼び寄せて身体チェックすると、何やら眼が濡れた感じで、目やにのようなものが眼頭に付着しています。ほかは異状なかったので、涙を拭いた(つもりの)ティッシュが真っ赤に…。白目は充血して真っ赤でした。
切れたのは瞬膜?!
「ええっ!?」と目の前で起きていることがすぐには理解できず、妙に冷静に「眼から血って出るんだ…」とかしょうもないことに感心したりして。脳ミソは目まぐるしく回転して、何をしなくちゃいけないか考えていました。
もうすでに時間は22時近く、行くなら救急です。どうしよう。
ダノンの眼を観察すると、充血しているのは白目で、黒いところには傷は見えない。目から血は出てるけど、徐々に止まりつつある。ダノンは元気。…よし、明日のあさイチでかかりつけ受診だ。眼の傷なら、失明の危険もあったと思うのですが、なぜか自信満々で翌朝の受診を決断したことを覚えています。
翌日かかりつけを受診し、結果、幸いにもmoffyの見立て通り、目に傷はありませんでした。そして切れていたのはなんと、瞬膜。目やにだと思った、眼頭にピロピロ出ていたのが瞬膜の切れ端でした。よかった無理やりむしり取らなくて…。ていうか、瞬膜が切れてあんなに血が出るのか…。
moffyていうか、瞬膜だけ見事に切り取ったゼフィって何者…。
瞬膜の切れ端は翌日には目の中に戻りました。貼り合わせることができるようなものではないので、眼の中でゴロゴロして日常生活に支障が出ない限り、そのままでOKとのこと。とにかく大ごとにならなくてよかった。
いまさらのように、猫の爪対策
頭の片隅で気にしてはいながら、何も対策をしていなかったのは完全にmoffyの落ち度でした。微笑ましいとか思って見守ってしまいました。図体はデカいですがまだ1歳です。ハイバー男子の攻撃をまともに食らって、追い詰められての反撃。
ゼフィの爪は月イチじゃ間に合わない。でも週イチでトリミングに連れて行くのは無理だ。どうしよう。とトリマーのサヤカさんに訴えていたら、「爪キャップ」なるものがあると教えてくれました。
爪キャップ


まずはサヤカさんが装着してくれました。引っ掻き防止以上に、爪とぎの防止に役立つとのことです。
とはいえこの爪キャップも、爪が伸びてくると自然ととれてしまうので、交換のサイクルは爪切りと大きく変わりません。見よう見まねで装着してみると、意外と簡単にできたので、「自分で装着できるなら、これで爪問題解消か?!」と喜んだのもつかの間、このつけ爪を気にして、ゼフィが齧り取ってしまう問題が発生しました。サヤカさんに見てもらうと、爪周りの毛を巻き込んで接着剤で固めてしまっていました…爪が伸びるのと同時に、固めた毛を引っ張るので、不快感があったのではとのこと。
moffyダメダメじゃん…。
爪切りデビュー


キャップを毛を巻き込まずに爪に装着するなんて、絶対にできない自信があったので、もう選択肢は「爪切りをmoffyが自分でやる」一択まで追い詰められたmoffy。
爪切りの持ち方、爪のどの部分を切るか、どういう姿勢で切るか、猫パンチを食らわずに切る方法等々、サヤカさんの指導を突貫で受けました。
初めは一日爪一本だけ、今日は一日二本、という感じで増やしていき、前脚だけだったのが後ろ脚もと、できることを徐々に増やしていきました。
今でも無理はせず、特に伸びてとがっているところだけ、前足だけ、という感じで切るようにしています。
初心者向け猫の爪切りのコツ伝授は後日記事にしますね!
ゼフィのセルフ対策?


二度と負傷者が出ないよう、moffyが決死の覚悟で爪切りを始めたことを知っているのかいないのか、この騒動の後、ゼフィが猫パンチの際に爪を出さなくなったことに気づきました。
一瞬で瞬膜だけを切り取ったのもすごいけど、少なくともmoffyやダノンを、同じ群れの一員と認識して?、爪を出さずに遊ぶことにしたゼフィに、ちょっぴり感動しました💝
内心では、「この黒い犬と人間は距離詰めてくるけど、危害は加えないっぽいから許す」って認識したのかもしれないとも思ってますけどw
わん・にゃんプロ指導介入
そもそもダノンが制御が効かないことが原因でもあり、これでゼフィに勝ったと勘違いする可能性が大きい性格でもあるので、ダノンが調子に乗る前に、人間が介入して引き分けることにしました。
この「ダノンが調子に乗る前」の見極めが難しい…。ルカさんに動画を見てもらって、ダノンの勘違いを抑えた方がよいと指南してもらいましたが、素人には無邪気に遊んでるようにしか見えん…。



まだまだですわ…
まとめ
ダノンの眼から流血騒動はセンセーショナルでしたが、絶対できないと思っていたゼフィの爪をサクサク切れるようになったのと、ただ微笑ましく見ていた犬猫間の絶妙な関係性を多少でも垣間見ることができたのは、moffy的には大きな学びの機会になりました。
犬猫間、犬犬間の関係性は、ルカさんと出会ってからの長い課題です。ハッピーな多頭ライフのためにも、まだまだ修行が必要だなとまた意識を新たにしました。
そして、眼のケガにはくれぐれも用心を。


