災害時に猫を守るために|捕まえられる猫に育てる

防災持出し袋の見直しをした頃、ネットで猫飼いの方の引越し体験談を読んで、思考停止しました。「捕まえられない、キャリーに入れられない、シャーされる、暫く情緒不安定になった」。え~、猫ってこんなにパニックになるの。引越しでこの状況ってことは、災害時はもっと手に負えなくなる可能性あるよね。

ゼフィが来た時、moffy家はケージ組み立て終わってない&先住犬が3頭いる環境で、しかも車で2時間半ぶっ飛ばしてのお迎えでした。それでも穏やかに馴染んでくれたのは、ゼフィの性格もありますが、意識的に「慣れさせる」トレーニングをしてきたことも大きな要因なのだということが、その後ルカさんと話していて明確になりました。

ルカさん

やっぱりトレーニングしてると全然違うんですよね~。

猫は犬と違って、「人間に服従する」ように作られていません。なので、トレーニングできないと思いがちですが、トレーニングの多くは「慣らす」ことだと考えると、そんなに特別なことじゃないんですよね。これがいざというときに命を守ることにつながるなら、ぜひやらなくては。

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抱っこできる猫に

ゼフィは「人慣れしない猫」と言われてmoffy家に来ましたが、確かに抱っこできませんでした。逃げ回るのとは違うのですが、ふんづかまえて抱っこしても、前脚でアゴを突っ張るというか、くねくね抜けようとするというか。

お迎え当初はそれでいいかと期待していなかったのですが、そのうち抱きかかえて爪を切らなくてはいけなくなり、moffyも根性を据えて、ふんづかまえて羽交い絞めにする(野蛮w)ことができるように。今ではどうにか引っかかれず、逃げられずに爪を切れるようになりました。

ちなみに、moffy家では、全員、ショートリードを首からぶら下げています(もちろん、ルカさんの指導により)。いざというとき、逃げても最悪リードを踏んで捕まえられるため(プラス犬の場合はしつけの意味合いも含まれています)、必須だなと思っています。

抱っこできるようになっていれば、いざ災害で避難する必要が出てきたときにも、初動がスムーズにできるように思います。もちろん、みんなパニックになっていつも通りにはいかない可能性は高いですが、ショートリードがそういう時には役に立つのでは。

夜はケージで就寝

猫は自由に好きなところで寝ると思っていたので、ケージは隔離用という位置づけでした。そもそもお迎え当初は犬部屋から離して、趣味兼仕事部屋に設置したわけですしね。

お迎え後数カ月たったある日、ルカさんから指摘が入りました(やっぱりね)。

ルカさん

ゼフィケージで寝てないんですか?

ということで猫ケージも犬クレートの隣に設置し、正式に「犬猫部屋」が完成しました。と同時に、ゼフィも夜はケージで就寝が言い渡され、犬チームと同様、夜のグルーミングの後はご褒美をもらってケージに入るのが習慣に。

犬の時のようにわざわざ教えたわけではありませんでしたが、ふんづかまえてケージに入れたり、自分から入れた時はごほうびあげたりしているうちに、犬チームと同じことをしようとする習慣がうまいこと機能しましたw

人間が寝ている夜間はケージ(狭い空間)に入る習慣をつけることで、避難所でも夜中騒がない、狭い場所で静かにしていられるメリットがあります。ゼフィ本人のストレスも、極力減らせるのではないかなと。

クレートに慣れる

これまでのところ、ゼフィが経験した「移動」は、お里からmoffy家に引っ越すときと動物病院だけです。どちらも、クレートに入って移動しましたが、自ら入れるわけではありません。ただ、避難所であれ車中避難であれ、避難先に3段ケージがあるわけは絶対ないので、ケージよりさらに狭いクレートでストレスを感じる度合いを減らすためには、自ら入れるような練習をしなくちゃなと思っているところです。

避難先で想定される環境に慣れることで、よりストレスを減らそうという魂胆です。今のところまだふんづかまえて押し込んでいるので、自ら入れるように…なるかな。

フードは出されたら完食

もちろん、お迎え当初は、フードをボウルに入れたら、食べきるまでか、次のごはんタイムまで置き餌状態でした。これもルカさんの鶴の一声で、犬と同じく完食するように仕向けて行きました。

moffy家では、犬も猫も、フードが出されたら、全員頑張って一気に完食します♪

避難所で、遊び食べや置き餌ができる環境とは思えないし、ましてやペットと人間は別空間であることを想定すると、フードも、与えたら完食する習慣を維持したいと思います。
猫の場合も、「完食しなければさっさと下げる」最強の一手戦略であっという間に完食するようになりましたよ!

拘束慣れ

ケージで就寝も、クレート慣れもですが、自由に移動したい欲求を抑える練習をすることが猫にとってはカギになるかもしれませんね。moffy家では、犬チームもそうですが、ゼフィもときたまリードで家具につなぐようにしています。

ぴったりのハーネスを見つけたら、ハーネスをつけてリードにつなぐ練習をしなければですね。

狭い環境、自由に移動できないフラストレーションを、今のうちに経験しておくことで、パニックが緩和されるようにというのが狙いです。

まとめ

災害による避難という究極の状況で、落ち着き払っている動物、という方が異常な気もします。トレーニングはしていても、影響を完全に排除するのはむつかしいと思います。ただ、命を守るための策が、とてつもないストレスになることだけは避けたいですよね。

猫のトレーニングはひたすら慣らすことの積み重ねです。特別なことではなく、日常生活の中で、抱っこ、ケージに入る習慣、フードを完食する習慣をつけるだけでも、「いつものこと」をいつも通りやることが平静を保つ助けになると思っています。

ゼフィはまだクレートとハーネスの練習途中ですが、練習からできるようになる過程も、今後このブログで記録していきますね。

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この記事を書いた人

当ブログの中の人で、登場する4頭のモフモフたちの飼い主(兼下僕)。
初めてのモフモフ、しかも多頭飼いの日常に戸惑いながら愛犬・愛猫にとってベストなライフスタイルを目指して奮闘中。
このブログには、ドタバタの日常のほかに、気づいたことや、保存しておきたいと思ったお役立ち情報を載せています。
将来の夢は肝っ玉かあさん。

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