
ペット保険申込みのときの告知事項で、正直に下痢をしていたことを記載したら、「消化器系疾患」を全て対象外にされました。こんな補償の保険は意味がないので、即刻解約しました。



歯科手術のついでに数千円程度の皮膚の病理検査をしたら、2回の手術とカウントされ、その後の手術は請求できませんでした。



アトピーで1年以上同じ病気で受診したところ、その病気での保険が切られました…。
保険を選ぶときに、一番目に付くのは保険金とか保険料ですが、一番重要な情報は補償範囲や補償内容ですよね。
すぐ見つかるところには書かれていないことがほとんどなので、まとめておこうと思います。
moffyが補償範囲の情報を集め始めたのは、9社の中で一番魅力的な補償内容だと思ったペット保険に
申込をしようと、手続きを始めたところで、MRI/CTとか、歯科が含まれないことを知ったのがきっかけです。
ウェブサイト、重要事項説明書、約款やクチコミも調べた中で、知っておいた方がいいと感じたものをご紹介します。
この記事では、ほかに補償範囲で意外と気づかない落とし穴、補償範囲の調べ方などを解説しています。



全9社のウェブサイトと、クチコミを読み込んで収集した情報です。この記事を参考に、既に加入している保険、検討中の保険があったら、ぜひ確認してみてください。
補償対象・補償範囲情報はどこを探すか
ペット保険の情報を収集しようと思ったら、まず「会社名 ペット保険」とかで検索しますよね。
その結果、上位に出てくるのは、申込用のページです。だいたい、保険金額・保険料・プラン・保険金支払い例・加入時の想定保険料の見積もり・申込み・資料請求などが載っています。本家のHPへのリンクとかはないことが多く、ここにきてしまうと、ほかの情報にはアクセスできない設計になっています。
詳細な情報が載っているのは「本家」のHPです。URLが「会社名.co.jp」とか「保険名.co.jp」になっているかどうかを確認してみてください。本家のHPにたどり着けたら、そこからが本格的な情報の検索です。
重要事項説明書・約款
必ず確認したいのが重要事項説明書と約款です。補償範囲、適用外疾患、保険金を請求するにあたっての落とし穴など、これらに書いてあることがあります。書いていないこともありますので、重要事項説明書と約款を読んで、収穫がなかったら次です。
普通にメニューをたどって見つかる場合もあれば、見つからない場合もあります。その時は、次の項目でお試しを。
「よくある質問」
重要事項説明書と約款がメニューからたどれなくても、「よくある質問」に「どんな疾患が補償されますか。」とか言った内容の質問の回答に、リンクが張られていたりなどします。
「よくある質問」はかなり役に立つ情報が隠されていることが多いので、重要事項説明書・約款がメニューから簡単に見つかっても、スキップせずに一通りは見てみることをお勧めします。
「よくある質問が」一覧になっておらず、読む側が検索する仕様になっているサイトもあります。何を見つけたいかがわかっていないと、使いこなせないので、この記事を参考に、周到に準備して臨みましょう!
「保険会社 パテラ」で検索
メニューからも、「よくある質問」からも重要事項説明書や約款を見つけられない場合は、「会社名 重要事項説明書」「保険名 重要事項説明書」などで、ググります。重要事項説明書と約款を見つけられた場合でも、「会社名・保険名 パテラ」や「会社名・保険名 補償対象外」など、気になる用語で検索すると、該当する保険のサイトで、欲しい情報を見つけられることが多いです。
「保険会社 口コミ」で検索
最後に、クチコミを検索します。クチコミには経験談(特にネガティブなもの)が載っていて、利用者でないとわからない情報を見つけられるので、とても有益です。投稿者が単純に保険の扱いに気づいていなかっただけ、あるいは感情的になっているケースも多いので、冷静に見極める必要がありますが、重要事項説明書や約款に記載がないにもかかわらず、運用で補償されなかったケースなども見つけることができるのでお勧めです。
インターネット申込み
そして最後の手段として、支払いに進む直前まで、インターネットで申込手続きを進めてみることも一手だと思います。moffyはこれで、「申込扱い」になってしまい、慌てて取り下げた経験ありですw
申込みの中で初めて有益な情報が出てくるサイトも実際にあるので、保険の選別を済ませてからどんでん返しを食らわないためにも、事前に調べておくと無駄がなく手続きを進められますよ。
補償対象から外される場合がある、知っておくべきケース5つ
補償から外れるケースがあることがわかったものの中で、意外と知られていない重要なものを集めました。加入時に健康だと、どんな病気になるかなんて予想もしないので、何年も経ってから病気になり、保険金請求してびっくり、という例が多くあるようです。
レプトスピラ
ほとんどのペット保険のウェブサイトには「保険金をお支払いできない場合」というページがあります。一般人が普通に考えても、「病気・ケガではないよね」というケース、例えば去勢や避妊手術・ワクチン接種・マイクロチップ注射・トリミング等々が挙げられています。
その中に「ワクチンを接種していれば予防できた病気」という項目があり、「犬パルボ」「ジステンバー」などが挙がっているのですが、この中に「レプトスピラ」も含まれます。
近年河川などに入らなくても感染するケースが報告されていて、件数も増えているレプトスピラ、ワクチン接種をするかどうか、検討されたヌシさんも多いと思います。moffy家では①川遊びをすることがほぼないこと②何百と種類がある細菌の中で、地域的に可能性が高いと思われる種類をピンポイントで予防するワクチン接種しかないことから、ワクチン接種は見送っていますが、感染すると深刻な病状になってしまう場合があることから、ワクチン接種していない場合、補償対象にならないことは意識しておく必要があると思いました。
パテラ・レッグペルテス・ヘルニア・てんかん・チェリーアイ
既往症だから不担保特約とか加入不可というわけではなく、既往症もなく健康な状態で加入後発症した場合でも、これらを補償しないとする保険が一部あります。いずれも一定数見かける疾患ですし、健康な状態で加入して補償されないのではたまったものではないと思う(moffy家はアリアがレッグペルテスですからね)ので、ぜひ注意していただきたいと思って、載せました。
ちなみに、レッグペルテスは大多数が「不担保特約つき(既往症なので該当疾患に関しては補償しないという特約)」となるのに対して、「加入不可」とする保険もあり、かなり衝撃を受けました。保険という事業の性質上、運用資金を減らす危険性のある契約は弾くのが道理なのでしょうが、補償対象を可能な限り減らそうとする方針には、運営体制や資金の不安を感じるので、moffy的には「要注意保険」として検討対象から外しています。
慢性疾患
アトピー性皮膚炎や糖尿病などの慢性疾患は、そもそも新規の申込において既往症があれば補償対象外とされることがほとんどですが、継続であっても、更新時に補償から外されてしまうケースがあるようです。これはクチコミの情報ですが、保険という事業の性質上、十分ありうることとして、補償対象から外された場合のことも念頭に置いて保険のプランニングをするのがベストではないかとmoffyは考えています。
また、一部の保険では、「同じ病気での保険金請求は契約更新後でも20回まで(ただし違う病気もカウントに含まれる)」というルールがあるようで、慢性疾患もここに当てはまるらしく、「完治すれば回数リセット」(つまり年度変わってもリセットされない)という、慢性疾患では考えづらい状況でリセットされるという説明があることから、この保険商品については「慢性疾患は一生涯で20日のみ」という通説が一般的となっているようです。慢性疾患を保険でカバーすることを考える場合は、なってしまってからでは遅いので、新規加入時にこの保険商品を避けるしか今のところ手はないのかもしれません。
ちなみに、回数制限のある保険の場合、保険の使用回数によって、継続や翌年の保険料に影響するケースがあるので、保険の使い方にも工夫が必要です。クロエは現在毎日アトピーの薬を飲んでいますが、これを毎月ではなく、隔月で2か月分処方していただき、年12回ではなく6回とすることで、回数を減らす工夫をしています。月7,500円なのでできること、ではありますが、少しでも条件が不利益になるのを予防するため、制度をよく知って、賢く使っていきたいと思っています。
「手術」の意味
これもやってみないと気づかない落とし穴だなと思ったポイントです。特に入院、通院、手術の項目ごとに保険金額が決まっているタイプの保険で効いてくるところですね。手術は保険金の上限が高いですし。
手術って、素人的には「麻酔をかけてお腹を切る」みたいなイメージですよね。間違っていないんですが、内視鏡で切除する場合はどう?とか鎮静剤を使った処置はどうなの?とか言われるとわからなくなりませんか。
保険運営的に手術というのは「全身麻酔を用いて患部または必要部位に切除、切開等を行う」(アニコムサイトから一部抜粋)ことだそうで、ここから外れると、素人的に「手術」だと思っていても、補償の対象にならないことが多発しているようです。医療の細かい処置名なんかは素人的にはわかりませんから、それも誤解に拍車をかけている様子。ほかにもこういった例はありそうではありますが、一番大きなところで、「手術」に何が含まれるかは、それぞれの保険のサイトで確認しておくとよいと思います(みんなだいたい同じですが)。
更新時の不継続・不担保特約
限度額を使い切ってしまったとき、保険によっては更新を断られたり、特定の疾患について不担保特約を付けられることがあります。慢性疾患だけでなく、高額治療で一気に上限に達してしまう場合も要注意だったりします。
クチコミにそういった投稿が一定数あり、一方で保険のウェブサイトを確認すると、「更新時に内容が変わることはない、不継続などはない」と真逆の記載が多いので、どのような理由・ロジックで決定されているのか不明ですが、少額短期保険の場合、2年未満の契約とされていることから、更新とは呼ばれるものの、法律的には都度契約まき直しということになり、契約のお断り、不担保条件追加という扱いが可能になるのかなと想像します。
若くて健康な時に加入して、高齢になってからこれをやられると、次に加入できる保険が限られてしまうし、既往症は補償されなくなるし等、のっぴきならない状況に陥ってしまうので、加入前にしっかり確認しておきたい項目だなと思っています。
moffy的まとめ
どうでしたか。保険金額や補償の形式は大事ですが、実は隠されたところで、補償内容、補償対象か否かが大きく保険金が出るか否かに影響を与えていることに気づかされませんか。上限額120万円の保険に加入していても、保険金が下りる条件を勘違いしていたら、そして致命的に対象外になってしまう要因を持っていたら、本当に何の意味もないですもんね。
なんの病気もせず、注射以外で病院にも行かずに一生を終える子はそう多くないと思いますし、保険を一切使わずに手術ができる飼い主さんもそう多くないと思うので、保険を使う以上は、賢く、ストレスフリーに使えるよう、日々情報収集にいそしみたいと思います!



