数週間前から、ダノンのおなかの調子が緩くなったり、改善したりを繰り返していた時のお話です。
ビオフェルミンを飲んでも完治しないので、かかりつけの獣医さんを受診して、注射をしてもらいました。
ところがその日の深夜、ダノンの様子がおかしくなりました。
犬は症状を伝えられないし、緊急事態なのかそうでないのか、どうにか見分けるしかない。
そんな時、病院に行くべきか、様子を見るべきか、激しく迷いませんか?しかも夜間。
この時モフィがとった行動と、「あの時こうすればよかった」をまとめてみました。
注射後の急変
夜8時、散歩に行こうと抱きかかえると、「キャイン」と痛そうな声を出すダノン。
「脇に変な力かかったかな」と思いつつ、散歩にはいつも通りるんるんと出かけられたので、
特に気にしませんでした。
ところがその2時間後、歯磨きのために抱きかかえようとすると、
「ギョエェェェン」と聞いたことのない鳴き声。
尻尾も垂れ下がり、その場に立ち尽くし、上目遣いに恨めしそう?にこちらを見ています。
とても嫌な感じ。
えーどうする。午後10時、かかりつけはもうやってない。
まさかお昼にかじったひめたらが固すぎたからお腹に詰まってるとか?
脇なの?お腹なの?
いろんな可能性が脳みそを駆け巡ります(妄想ともいう)。
どの部分のどんな症状か確認する
断末魔の悲鳴を聞きながら、脚や脇、お腹を触ってみますが、よくわかりません。
お腹が張ってるような気もするし、歯ぐきも白いような気がする。
もうその頃にはどこを触っても痛いらしく、触るたびに絶叫します。
どうにか、脚ではないし、お腹でもなさそうなことはわかりました。
しかもじわじわした鈍痛というよりケガしたような痛がり方に見えます。
どこが痛いかのチェック方法はこちら👇
- 立たせてみて、自立するか、しゃがみ込んだり、震えたりしていないか確認する。
- 前後の脚を触ってみて、関節を曲げられるか、痛がらないか確認する。
- お腹や背中を触ってみて、張っていないか、力が入っていないか、皮膚の状態も含め、確認する。
moffyいつもと違うとか、異常があるときには、立たせて脚やお腹を順に触ると、その反応で痛みを感じている箇所を見つけられることがあります。
かかりつけか、夜間救急か
選択肢は2つ。かかりつけが費用面でも精神面でも一番安心ですが、一晩待てるのか。
直前に、腸閉そくの受診が間に合わず亡くなった子の話を聞いていたので待つ選択肢はなく、
夜間救急に電話を入れました。
症状を伝え、看護師さんの質問に答えて、来院オッケーの返事をもらってほっとしたのもつかの間、
最後のひと言がパンチ効いてました。



夜間の救急病院なので、かかりつけの獣医さんより費用が高くなることはご了承くださいね。



ひ、ひゃくまんとかかかったらどうしよう…(しかもダノン無保険だし)
そうはいっても、目の前の痛がりようは尋常ではなく、借金覚悟で夜間救急に駆け込む決断をしました。
初めての夜間救急です。
電話の間じっとうずくまっていたダノンが、支度を始めると、何かうきうきと後追いを始めました。
頭の片隅で「もしかしてこれ病院行く必要ないやつ?」という疑問が頭をもたげますが、
この状態で夜が明けるのを待つのはキツイので、やっぱり行くしかないでしょう。
夜間救急での診療
高速道路をぶっ飛ばして夜間救急に到着。長い夜の始まりです。
受付
到着するとすでに6組くらい待合室で待機していました。
体勢を変えるたびに悲鳴を上げるダノンを腕に、問診票を記入し、待機列に参加します。
待っている間にも急患が続々到着していました。待ち時間は20分ほど。
診察
- 触診
- 全身チェック。騒ごうがわめこうが手は緩めず。さすが。。
- 左脇下が「ぷよぷよ」していることがわかりました。
- 問診
- moffy「下痢して受診し、注射2本と皮下点滴を打ちました。」
- ドクター「皮下点滴がうまく入らず、神経に触っているのかも。」
- 検査
- moffyがしきりに誤飲を気にするのでレントゲン・超音波
- 膿瘍があると嫌なので、血液検査
- 待合室にまで響き渡る叫び声 byダノン
- 診断
- 血液検査に目立つ異常なし
- レントゲン・超音波も異常なし
- ドクター「人間も注射跡が腫れて痛くなる、あれじゃないですかね?」
- moffy「はい?こんなに痛がってるのがそんな理由なんですか?」
- 処置
- 痛がって大騒ぎするので痛み止め注射
- 診察終了
- 全てが終わったのは午前0時半。
到着が午後10時半だったことを考えると、滞在時間は2時間。
待合室の込み具合からして、比較的短い診療時間だったと思います。
- 全てが終わったのは午前0時半。
会計
37,785円なり。内訳は下記の通り。レントゲンの画像もいただきました。
| 夜間診察料 | 8,800円 |
| 血液検査 | 14,520円 |
| レントゲン検査 | 8,800円 |
| 超音波検査 | 3,850円 |
| 血圧測定 | 1,100円 |
| 注射 | 715円 |
「こうしておけばよかった」こと
やっぱりペット保険には入っとくべきだった
今回は何事もありませんでしたが、一番心配したのは冗談抜きで費用が「100万したらどうしよう…」
ということでした。
ダノンは8か月までブリーダーさんの元でプロ犬をやっていたので、今のところ保険には入っていませんが、
手術することになれば、まとまった費用がかかるので、「手術貯金」かペット保険があった方がいいなと
痛感しました。
思い立って調べまくり、いくつか記事にしています。ペット保険どうしようとお考えの方はどうぞ。






「動物病院に行くべき症状」の判断力を磨こう
ダノンの断末魔の叫び声に、全く冷静でいられなくて夜間救急に駆け込んだmoffyですが、
結果は冗談のような「注射跡が痛いだけ」という診断で終わりました。なんかほんとすいません💦
翌日トレーナーのルカさんに話したら、



あ~、あれね~。そんな風に痛くなっちゃう子いるので、注射の後はよくもんでおくといいんですよね~。



えー。ちょっとそれは初心者にはレベルが高すぎる!
病院に行く前にルカさんに相談しようか一瞬よぎったんだよな~。
100万かからなくてほっとしたけど、こうなると37,000円でも惜しい~。
どういう症状なら病院に行くか、の判断が冷静にできるヌシになりたいと切に思います。
獣使いへの道はまだまだ遠い。
動物病院での処置は把握しておきたい
今回、昼間のかかりつけでの注射が原因だったわけですが、夜間救急で「皮下注射をしたのはここ?」
と聞かれても正直覚えていませんでした。
注射2本と皮下点滴の現場は見ていましたが、それが何のためで何を注射したか、聞く発想はなかった。
主治医のセンセイを信頼しているといえば聞こえはいいですが。
何かがあったときに、かかりつけにかかれるとは限らないわけだから、ちゃんと説明できるかどうかも
受けられる診療の質を変えるな~としみじみ思いました。
まとめ
今回の通院は本来は必要なかったのですが、夜間救急に駆け込む経験自体は貴重でした。
もう一つ、番外編で教わったのは、「一か所痛いと、全身が過敏になる」らしいことです。
あのどこ触っても絶叫する感じ、次回似たようなことがあったら、パニクらない自信はないですが、
心の隅には置いておきたいと思いました。
ところで、夜間救急の待合室でとても印象に残ったのは、誤飲で夜間救急に来る子の多さです。



気が付いたらおもちゃの熊のしっぽが切れていて、どこにも見当たらないんです…



しゃぶっていた骨をふと見たら、割れた形跡があるのにそのかけらが見つからなくて…
救急病院に来たことはないけど、ひやっとすることはモフィもたくさんありました。
実はアリアが拾い食いの女王ですしね。
腸閉そくの一歩手前までいったお話も記事にしています。参考になれば。





